2024 年受賞

サステナグロースカンパニー大賞

株式会社物語コーポレーション

  • 株式会社物語コーポレーション
  • 中部

飲食業

グレートカンパニーアワード
2024 サステナグロースカンパニー大賞

  • 受賞理由


    日本および海外市場における業態開発型リーディングカンパニーの実現を目指し、成長を続けています。コロナ禍からいち早く立ち直り、2023年6月期には連結売上高922億7,400万円を達成し、2024年6月期の通期予想は連結売上高1,056億700万円を見込んでいます。
    「焼肉きんぐ」などの焼肉業態や「丸源ラーメン」などラーメン業態を中心に着実に新規出店を重ねるとともに、新業態開発の取り組みも強化。中国やインドネシアなどの海外展開も進めています。ブランドの数は国内外で17になります。
    店舗で大切にしているのが「おせっかい」。肉をうまく焼く手伝いをする「焼肉ポリス」などのスタッフが、顧客へのサービスを行います。同社は配膳ロボットや特急レーン、自動配席システムやタッチパネルなどDXを多々導入しています。それは「機械ができることは機械に任せ、人は人だからこそできるサービスに集中する」という方針からです。
    人財育成の観点では、経営理念「Smile & Sexy」の下、社員1人ひとりが思ったことを率直に発信・明言し、自由闊達に議論する文化があり、会議でも意見が飛び交います。この企業カルチャーをベースに、組織は常に活性化しています。そうして成熟・自立した人財の育成を実現しているのです。このほかに女性・インターナショナル(外国籍)・障がい者の雇用も促進しており、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みや、全社員に理念教育と職業研修を実施するなど、個のチカラの最大化を図っています。
    同社は、業態開発において、日本では「すでに存在する大きな市場で差別化する」戦略を掲げていますが、海外では戦略を転換し、「それまでになかった市場、顧客を創出する」ことを行っています。
    ほかにも顧客満足度を高める取り組みとして、各店の接客・サービス力を競う「物語甲子園」の開催や、競争力あるメニュー開発、DXの推進など、選ばれるブランド創りに向けて顧客体験価値の向上に努めています。
    ESGの観点では環境保護、社会貢献、ガバナンス体制の強化を推進。これらの取り組みにより、「豊かな社会」と「お客様に必要とされるブランド・会社」の両立を目指しています。
    人財開発、DX、顧客満足、企業成長を高いレベルで追求し続ける株式会社物語コーポレーションに、サステナグロースカンパニー大賞を贈ります。
  • 株式会社物語コーポレーション
    代表取締役社長
    加藤央之 氏

株式会社物語コーポレーション
URL:https://www.monogatari.co.jp/
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