2019 年受賞

ユニークビジネスモデル賞

ビッグデータの活用で高効率経営を実現 デジタル変革を推進する老舗食堂

  • 有限会社ゑびや
  • 近畿

宿泊業、飲食サービス業

グレートカンパニーアワード
2019 ユニークビジネスモデル賞

  • 受賞理由


    同社は三重県、伊勢神宮の鳥居近くにある大正元年(1912年)創業の老舗の食堂と土産物を扱う会社です。かつては手ぎりの食券でオーダーをとる昔ながらの大衆食堂でしたが2012年から積極的にIT導入を進め、2016年にAIを活用した来客予測を開始したことで生産性を劇的に向上させました。過去2年分の「気象」「来客」「注文」のデータから1時間ごとの来客数やメニューを予測し、食材の使用量や業務オペレーションのマネジメント効率を上げ、売上を6年間で4倍超、営業利益を12倍と伸ばしています。廃棄ロスを7割削減し、原価を大幅に下げたことで、食材を値切ることなく買い付けできるようになり、メニューの質・単価も向上させています。一方で従業員の労働時間を削減し、年間休日120日と従業員の給与の増額を実現しています。また、これら店舗運営の仕組みは同業他社でも応用できるとして業界内にも展開しています。AI・ビッグデータを活用した合理的な意思決定による高効率経営の仕組みをつくった同社に『ユニークビジネスモデル賞』を贈らせていただきます。
  • 有限会社ゑびや
    代表取締役
    小田島 春樹 氏

有限会社ゑびや
URL:http://www.ise-ebiya.com/
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